【野球選手必見】球速アップにおける脳科学の観点から見たアプローチ
幣守 裕之
今回は球速アップおける脳科学的観点からのアプローチというテーマでお伝えします。
今回の記事は
●投手で球速アップを目指したい!
●筋力はあるのになかなか球速が上がらない
●フォームの修正が難しい!
という人たちに読んでいただきたい内容です。
脳を理解する理由!
すごく当たり前の話になるのですが、運動は脳が制御しています。
よくバッティングやピッチングは「下半身から」など言いますが、私は「脳主導」だと考えています。
頭でイメージした動きを表現できること。脳と身体の協調性を最大限に高め、活用することができれば、細かな修正もできるようになり、結果的に球速が上がったりするというのが今回の話になります。
球速を上げるには、
まず「運動パターンのパフォーマンス化と自動化」が必要です。
脳は繰り返しの動作を通じてパターンを認識し、それを自動的に実行する能力を持っています。
例えば、大谷選手が使用していることで話題になった「プライオボール」
これは重さの違うボールを投げることで、異なる刺激を脳に伝えています。
そうすることで、他者からは一見フォームは同じに見えても、身体内部の活動は少しずつ変わっていき、動作のパターンが増えます。
そして投球の動作を継続的に練習し、脳がそのパターンを把握し、運動が自動化する。
つまり意識していなくても同じ動きができるようにすることが重要です。
これにより、エネルギーを効率的に伝達できるかつ正確な動作が可能になり、球速向上につながる可能性があります。
・意識して行う動作から無意識にコントロールできるようになってきたら、タスクを増やす。
次に、イメージ力、注意力と集中力を高めるトレーニングが重要です。
イメージトレーニングは頭で描いた動きと実際の動きとのズレを修正するのに役に立ちます。
そして、いくら速い球が投げることができてもストライクが入らなければ意味がありません。
投手はプレッシャーの中で瞬時に正確な投球をする必要があります。
注意力と集中力を高めるトレーニングを取り入れることで、プレッシャー下でも集中力を維持し、最高のパフォーマンスを発揮することができます。
投球前のルーティンの確立や注意力向上のためのトレーニングは、これらのスキルを向上させるのに役立ちます。
例えばメジャーの前田健太選手のマエケン体操や元巨人の桑田さんがボールに話しかける行為などもこれにあたると考えられます。
・一方で過度な緊張状態に陥った時の自分にあった対処法を探す。
・トレーニングや練習時から、タイマー(制限時間)や対人(ピンチを想定した練習など)心理的プレッシャーをかけておく。
この記事のまとめ
今回の記事では「脳科学の観点から見た球速アップについて」解説していきました。
これらの要素を組み合わせることで、野球選手は自身の最高のパフォーマンスを引き出すことができます。
トレーニングや練習において脳科学の原理を取り入れることで、身体的な能力だけでなく、精神的な強さも養うことができます。
このような総合的なアプローチにより、球速向上の可能性が高まり、より優れた成果を得ることができると考えています。
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