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2023.10.23 / TRAINING

【球速&飛距離アップ】野球選手に効果的なメディシンボールトレーニング10選

藤元 大詩

今回は球速&飛距離アップに繋がる野球選手に効果的なメディシンボールトレーニング10選というテーマでお伝えします。

今回の記事は

●投手で球速アップを目指したい!
●打者でスイングスピードUPしたい!
●飛距離UPで長打力を高めたい!
●瞬発力(パワー)を身につけたい‼

人たちに読んでいただきたい内容です。

野球選手にメディシンボールトレーニングをおすすめする理由!

野球の競技パフォーマンスを高めていく上で回旋動作の運動効率を高めることがひとつ挙げられます。

POINT
メディシンボール(MB)は、下に投げつけたり、上に投げたり、前・横に投げたりと、多方向への力の発揮、力の伝え方を学習するトレーニングツールとして優秀です。

シンプルにMBを持って重りとして扱うことも可能です。

ダンベルやバーベルなどの他のトレーニングツールでは、再現することがむずかしい回旋動作を強化する上で、回旋するときの力強さ(パワー)を身につける上でメディシンボールは非常に有効的と考えられます。

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球速&飛距離アップ!野球選手に効果的なメディシンボールトレーニング10選

①MBローテーショナルスロー|前|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅くらいに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    下半身を曲げながら上体を捻りMBをお尻の横辺りに
  • 3
    体を勢いよく元の位置に戻しながらMBを前に向かって投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

②ステップMBローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動から回旋動作の運動効率アップ」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    左右交互にステップ動作を繰り返す
  • 3
    壁から遠い側の足に溜めを作って体を捻ってMBを投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

③MBローテーショナルスロー|横|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    バッティングに似た動きで体を捻ってMBを投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

④MBステップローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動と回旋動作の運動効率アップ」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    後方クロスオーバーステップを繰り返す
  • 3
    軸足側の足に溜めを作って重心移動させながら体を捻ってMBを投げる
POINT
・重心移動のエネルギーをボールに伝える
・上半身(体幹)の捻りの動作を強調させる
・足は後ろでクロスオーバーステップさせる

⑤MBローテーショナル スラムスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「連動性アップ(下半身+体幹+上半身)」です。

この種目のやり方

  • 1
    両手にMBをもって軸足側に体重を乗せながら体を捻る
  • 2
    反対側の足に乗せながら全身使ってMBを床に投げつける
POINT
・下半身を軸とした重心移動をしっかり行う
・上半身は背骨+胸郭をしっかりと使う
・投げ終わった後は踏み込み側の股関節に乗せる

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⑥助走MBオーバーヘッドスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「投球動作に必要な能力の向上」です。

この種目のやり方

  • 1
    両手にMBをもって壁に向かって助走する
  • 2
    反対側の足でステップして踏み込みながらMBを上から投げる
POINT
・助走のエネルギーをしっかりボールに伝える
・上半身全体(背骨+胸郭)をしっかり使う
・投げ終わった後は踏み込み側の股関節に乗せる

⑦重心移動MBローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動と回旋動作の運動効率アップ」です。

この種目のやり方

    • 1
      足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
    • 2
      下半身を軸とした重心移動を2〜3回繰り返す
    • 3
      バッティングに似た動きで体を捻ってMBを投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

⑧ハーフニーリング・プッシュスロー|7回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「上半身のプッシュ動作の獲得と回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は前後に片膝立ちMBを両手に持つ
  • 2
    テイクバックをとってMBを壁に投げる
POINT
・テイクバックでしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・下半身は動かないように安定させる

⑨MBラテラルプッシュスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動と回旋動作の運動効率アップ」です。

この種目のやり方

  • 1
    壁に対して横向きに立ってMBをもつ
  • 2
    前足を踏み込んでMBを力強く壁に投げる
POINT
・腕はしならせずプッシュで投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
・投げ終わったあとは股関節にのせる

⑩スタガード ローテーショナルMBスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は腰幅で前後にひらいてMBを両手にもつ
  • 2
    前→後ろ→MBを壁に向かってスローする
POINT
・前足に9割くらい股関節に乗せる
・123のテンポでMBを投げる
・下半身は安定させて胸郭をしっかり使う

この記事のまとめ

今回の記事では「球速&飛距離アップに繋がる野球選手に効果的なメディシンボールトレーニング10選」ご紹介しました。

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