【球速&飛距離UP】野球選手に効果的なメディシンボールトレーニング10選|投手・打者の瞬発力を高める方法

藤元 大詩
野球で活躍するためには、「球速アップ」「飛距離アップ」「スイングスピードの向上」など、瞬発的なパワーが求められます。
そこで今回は、投手・打者ともに効果的な「メディシンボールトレーニング」10選を紹介します。
今回の記事は
●投手で球速アップを目指したい!
●打者でスイングスピードUPしたい!
●飛距離UPで長打力を高めたい!
●瞬発力(パワー)を身につけたい‼
人たちに読んでいただきたい内容です。
なぜ野球選手にメディシンボールトレーニングが効果的なのか?
野球の動作は、「回旋」と「連動性」がカギ。
バットスイングやピッチングは、体幹・股関節・下半身を連動させたパワー伝達が重要です。
シンプルにMBを持って重りとして扱うことも可能です。
ダンベルやバーベルなどの他のトレーニングツールでは、再現することがむずかしい回旋動作を強化する上で、回旋するときの力強さ(パワー)を身につける上でメディシンボールは非常に有効的と考えられます。
【厳選】球速・飛距離UPに効くメディシンボールトレーニング10選
①MBローテーショナルスロー|前|5回×2〜3セットずつ
目的:回旋パワーの向上|推奨重量:1〜3kg
このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。
この種目のやり方
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1足は肩幅くらいに開いて立ち両手にMBをもつ
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2下半身を曲げながら上体を捻りMBをお尻の横辺りに
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3体を勢いよく元の位置に戻しながらMBを前に向かって投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
②ステップMBローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ
目的:並進動作+回旋力の強化
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動から回旋動作の運動効率アップ」です。
この種目のやり方
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1足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
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2左右交互にステップ動作を繰り返す
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3壁から遠い側の足に溜めを作って体を捻ってMBを投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
③MBローテーショナルスロー|横|5回×2〜3セットずつ
目的:バッティングに近い動作での回旋強化
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。
この種目のやり方
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1足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
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2バッティングに似た動きで体を捻ってMBを投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
④MBステップローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ
目的:重心移動+回旋の連動性向上
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。
この種目のやり方
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1足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
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2後方クロスオーバーステップを繰り返す
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3軸足側の足に溜めを作って重心移動させながら体を捻ってMBを投げる
・上半身(体幹)の捻りの動作を強調させる
・足は後ろでクロスオーバーステップさせる
⑤MBローテーショナル スラムスロー|5回×2〜3セットずつ
目的:床に叩きつける動作で全身の連動性アップ
軸足から反対足へ重心移動しながら床にMBを叩きつける動作で、瞬発力とタイミングを鍛える。
この種目のやり方
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1両手にMBをもって軸足側に体重を乗せながら体を捻る
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2反対側の足に乗せながら全身使ってMBを床に投げつける
・上半身は背骨+胸郭をしっかりと使う
・投げ終わった後は踏み込み側の股関節に乗せる
⑥助走MBオーバーヘッドスロー|5回×2〜3セットずつ
目的:助走からの爆発的パワー強化|投手向け
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「投球動作に必要な能力の向上」です。
この種目のやり方
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1両手にMBをもって壁に向かって助走する
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2反対側の足でステップして踏み込みながらMBを上から投げる
・上半身全体(背骨+胸郭)をしっかり使う
・投げ終わった後は踏み込み側の股関節に乗せる
⑦重心移動MBローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動と回旋動作の運動効率アップ」です。
この種目のやり方
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1足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
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2下半身を軸とした重心移動を2〜3回繰り返す
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3バッティングに似た動きで体を捻ってMBを投げる
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・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
⑧ハーフニーリング・プッシュスロー|7回×2〜3セットずつ
目的:上半身の押し出し力・安定性の強化
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「上半身のプッシュ動作の獲得と回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。
この種目のやり方
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1足は前後に片膝立ちMBを両手に持つ
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2テイクバックをとってMBを壁に投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・下半身は動かないように安定させる
⑨MBラテラルプッシュスロー|5回×2〜3セットずつ
目的:並進運動の中で回旋パワーを発揮する練習
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動と回旋動作の運動効率アップ」です。
この種目のやり方
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1壁に対して横向きに立ってMBをもつ
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2前足を踏み込んでMBを力強く壁に投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
・投げ終わったあとは股関節にのせる
⑩スタガード ローテーショナルMBスロー|5回×2〜3セットずつ
目的:足幅を変えた状態での安定性+回旋動作強化
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。
この種目のやり方
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1足は腰幅で前後にひらいてMBを両手にもつ
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2前→後ろ→MBを壁に向かってスローする
・123のテンポでMBを投げる
・下半身は安定させて胸郭をしっかり使う
この記事のまとめ
今回の記事では「球速&飛距離アップに繋がる野球選手に効果的なメディシンボールトレーニング10選」ご紹介しました。
メディシンボールは、野球に必要な瞬発的パワーと連動性を養うのに最適なトレーニングツールです。
✔ 投手なら「球速アップ」
✔ 打者なら「スイングスピード&飛距離アップ」
を目指して、ぜひ今回紹介した10種目を取り入れてみてください!
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