【中学野球】この冬に体重を増やしたいなら消化吸収から

大西 健太
前回の記事では体重を増やすためにどうすればいいか?
というところで「消化吸収」が大切とお伝えしました。
今回の記事では消化吸収能力をどうやって上げていくか?
という点について解説していきます。
前回の記事を読んでいない人はまずこちらからお読みください。
消化吸収のおさらい
まず食べた物は口で咀嚼して胃へいきます。
そして胃で消化されたものが小腸で吸収されるといった感じです。
吸収されて初めて身になるということです。
どれだけいっぱい食べても消化吸収されなかったものは外に排泄されてしまうんです。
だから、体重を増やして体を大きくするには消化吸収が重要という話です。
そして、特に重要なことが「消化」です。
吸収の前段階なので消化を飛ばすことはできません。
数学で因数分解を習う前にまずは足し算引き算、掛け算、割り算を習うように「吸収」の前に「消化」は必須のことなんです。
どうやって消化されるの?
食べた物はまず「胃」にいく、とご説明しましたが、
胃ではなにが行われているのでしょうか?
まず、胃では胃酸が分泌されて食べた物を細かくしてくれます。
例えば、タンパク質はアミノ酸でできています。
アミノ酸1000個で一つのタンパク質と考えてみて下さい。
筋肉の材料となるタンパク質ですが、実は吸収される際にはアミノ酸に分解されている必要があります。
1000個繋がったアミノ酸の塊であるタンパク質は大きすぎて吸収できません。
だから、胃酸で分解してくれる仕組みになっています。
なんとなく、胃酸が消化の鍵となりそうなことはお分かりになったでしょうか?
胃酸分泌を促すには?
では、どうやって胃酸分泌を促すか?ですが、
簡単にできることは「酸味のあるものを食べる」です。
食前に梅干しやレモンを食べることがおすすめです。
日の丸弁当って実は理にかなっていたんですね。
その他に簡単にできることは「いただきます」をすることです。
食べる前に「いただきます」はしていますか?
これをすることで脳が「食べるモード」になるのでこれも意外と大切なんです。
スマホを見ながらのながら食べは消化も悪くなってしまいます。
食べるものと食べ方、両方とも大切なんですね。
まとめ
・まずは消化吸収が大切
・胃酸が消化を助けてくれる
・胃酸分泌を促すには食前に酸味のあるものがおすすめ
・ながら食べはしない
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