【足が速くなりたい人必見!】速く走るために絶対にやってはいけない5つのこと

西田 沙耶香
今回は、「速く走るために絶対にやってはいけない5つのこと」についてお話していきます。
この記事は、
●足を速くして活躍したい!
●足が遅いことを悩んでいるが何が原因か分からない…
●もともと速かったのに伸び悩んできた…
●0.1秒、0.01秒でもタイムを縮めたい!
●足を速くしてライバルに差をつけたい!
そんな人たちにぜひ読んでいただきたい内容です。
絶対にやってはいけない5つのこと
絶対にやってはいけない5つのこと
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1ベタ足で走る
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2足が後ろに流れる
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3重心が落ちてしまう
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4腕振りが横になる
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5肩が上がってしまう
今から1つずつお話ししていきます。
①ベタ足で走る
まずベタ足とは、走るときに足の裏全体が地面についてしまう走りのことです。
ジャンプ動作が苦手な人に多い走りです。
速く走るためには素早く足の入れ替えをする必要がありますが、ベタ足になると足を素早く入れ替えることができません。
また、アキレス腱の伸張反射によるエネルギーが生まれないので、なかなかスピードが出ません。
足の裏の真ん中~前側で地面を押すような感覚で走ることがコツです。
②足が後ろに流れる
足が後ろに流れる走りとは、走っている姿を横から見たときに、体よりも後ろを足が通ってしまう走りのことです。
股関節周りが硬かったり、足を引き上げる筋力が弱いと、この走りになってしまいます。
地面に足が着いてすぐに、踵とお尻を引き付けるように走ると改善できます。
③重心が落ちる
これは、分かりやすく言うと腰が低い走りのことです。
腰が低いと、重心が後ろに引っ張られるので、おもりを引っ張りながら走ることと同じです。
走るとすぐ疲れる人、一生懸命前に進もうとしているのに、進んでいる感じがしない人はこの走りになっているかもしれません。
④腕振りが横になる
腕をまっすぐに振れないと、せっかく作ったパワーが進みたいほうに伝わらず、速く走れません。
その場に立ったまま、腕を下から上に振り上げたとき、体が軽く上に持ち上がると思います。
その力(推進力)を走りで使うために、しっかり腕を前後に振ることが大切です。
また、腕を横に振ると体の軸がぶれやすくなるので、スピードにうまく乗れなくなります。
⑤肩が上がってしまう
肩が上がってしまうと腕振りがしっかり行えず、④でお伝えした推進力を使いにくくなります。
また、体幹の安定性をキープできなくなるので、力がうまく地面に伝わらなくなります。
ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、、、
この①~⑤は繋がっています。
どれか1つでもあてはまっているとしたら、他の4つもやってしまっている可能性が高いです。
以前のブログでも速く走るための練習方法をご紹介していますので、ご覧ください。
このブログ内でもお伝えしていますが、速く走るためには『全力で走る』ことが大切です。
10~20mくらいで十分なので、全力で走ったときのスピード感を体に教えるつもりで全力を出しましょう。
この記事のまとめ
走りのフォームを意識するだけでも足が速くなることは可能です。
まずは、この5点を意識して全力で走ってみましょう。
そこに柔軟性やトレーニングなどが嚙み合ってくると必ず足は速くなります!
次回は、速く走るための柔軟性獲得ストレッチをご紹介します☆
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