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2023.08.14 / TRAINING

中学野球選手におすすめ!スイングスピードを上げるために効果的なメディシンボールトレーニング

藤元 大詩

今回は「中学野球選手におすすめ!スイングスピードを上げるために効果的なメディシンボールトレーニング」というテーマでお伝えします。

今回の記事は「素振りしてるけど、スイングスピードが上がらない」「力強いスイングから打球の速度を上げたい」「スイングスピードアップのためのトレーニング方法を知りたい」人たちに読んでいただきたい内容です。

中学生のスイングスピードの平均値

中学生のトップ選手の平均的なスイングスピードは、〜120km/h前後です。

引用
第17回全日本中学野球選手権大会「ジャイアンツカップ」バットスイング計測会の結果(計96人)では、1位で124.7km/h、2位で123.4km/h、3位で123.1km/hという結果ということです(全96人全員の平均107km/h)|引用元:第17回全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ バットスイング計測会の結果につきまして

上記の測定会では、ミズノ株式会社のスイング計測アプリ「BLAST BASEBALL」を使用して測定を実施したようです。

アスリートワークス(AthleteWorks)では、数ヶ月に1回ペースで野球クラスに通う選手たちを対象にフィジカル測定を実施しています。その種目の1つの中でスイングスピードの測定も実施しています!

スイングスピードを上げるために必要な能力とカラダの使い方

野球のスイングスピードとは、バットをスイングした時のヘッドスピード・速度のことです。専用の機材で測定すると、単位はkm/hと表示されます。

単純に…
バットを降った時に、よりヘッドスピードが速い選手がスイングスピードが速く、ヘッドスピードが遅い選手がスイングスピードが遅くなるということです。

結論、スイングスピードを上げるためには、ス下半身や体幹・上半身などの筋力アップ、体のバランス感覚・安定感を高めること、捻る動きの効率性を高めるなど、様々な要素を鍛えることが必要になります。

スイング動作そのものを鍛える上で素振りはとても良い練習法で、最も大切なトレーニングですが、がむしゃらになって、素振りだけをしていても、根本となる「力」が弱かったり、「体の使い方」が悪いと、スイングスピードは速くなりません。

POINT
筋量に相関してスイングスピードは上がりやすいというデータもあります。とくに上半身の「体幹筋」の筋量は、体の捻りの動き・力に大きく関わっているので大切な要素と考えられます。

スイングスピードを上げるために中学野球選手がやるべきことは、下記ブログ記事で詳しくまとめていますので是非参考にしてみて下さい。

中学野球選手がやるべき「スイングスピード」を上げる方法

スイングスピードを上げるために効果的なトレーニング3選

①MBローテーショナルスロー|前|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅くらいに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    下半身を曲げながら上体を捻りMBをお尻の横辺りに
  • 3
    体を勢いよく元の位置に戻しながらMBを前に向かって投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

②ステップMBローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動から回旋動作の運動効率アップ」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    左右交互にステップ動作を繰り返す
  • 3
    壁から遠い側の足に溜めを作って体を捻ってMBを投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

③MBローテーショナルスロー|横|5回×2〜3セットずつ

メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。

この種目のやり方

  • 1
    足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
  • 2
    バッティングに似た動きで体を捻ってMBを投げる
POINT
・股関節にしっかりとタメをつくる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う

この記事のまとめ

今回の記事では「中学野球選手におすすめ!スイングスピードを上げるために効果的なメディシンボールトレーニング」ご紹介しました。

 

POINT
アスリートワークス(京橋・堺・豊中・奈良三郷の4店舗)では、今回ご紹介したストレッチのような体の柔軟性をアップする種目をはじめ、体の土台・運動能力を高めるプログラムを小中学生に特化した内容で指導しています。

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