中学野球選手におすすめ!スイングスピードを上げるために効果的なメディシンボールトレーニング

藤元 大詩
今回は「中学野球選手におすすめ!スイングスピードを上げるために効果的なメディシンボールトレーニング」というテーマでお伝えします。
今回の記事は「素振りしてるけど、スイングスピードが上がらない」「力強いスイングから打球の速度を上げたい」「スイングスピードアップのためのトレーニング方法を知りたい」人たちに読んでいただきたい内容です。
中学生のスイングスピードの平均値
中学生のトップ選手の平均的なスイングスピードは、〜120km/h前後です。
上記の測定会では、ミズノ株式会社のスイング計測アプリ「BLAST BASEBALL」を使用して測定を実施したようです。
アスリートワークス(AthleteWorks)では、数ヶ月に1回ペースで野球クラスに通う選手たちを対象にフィジカル測定を実施しています。その種目の1つの中でスイングスピードの測定も実施しています!
スイングスピードを上げるために必要な能力とカラダの使い方
野球のスイングスピードとは、バットをスイングした時のヘッドスピード・速度のことです。専用の機材で測定すると、単位はkm/hと表示されます。
結論、スイングスピードを上げるためには、ス下半身や体幹・上半身などの筋力アップ、体のバランス感覚・安定感を高めること、捻る動きの効率性を高めるなど、様々な要素を鍛えることが必要になります。
スイング動作そのものを鍛える上で素振りはとても良い練習法で、最も大切なトレーニングですが、がむしゃらになって、素振りだけをしていても、根本となる「力」が弱かったり、「体の使い方」が悪いと、スイングスピードは速くなりません。
スイングスピードを上げるために中学野球選手がやるべきことは、下記ブログ記事で詳しくまとめていますので是非参考にしてみて下さい。
スイングスピードを上げるために効果的なトレーニング3選
①MBローテーショナルスロー|前|5回×2〜3セットずつ
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。
この種目のやり方
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1足は肩幅くらいに開いて立ち両手にMBをもつ
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2下半身を曲げながら上体を捻りMBをお尻の横辺りに
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3体を勢いよく元の位置に戻しながらMBを前に向かって投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
②ステップMBローテーショナルスロー|5回×2〜3セットずつ
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「並進運動から回旋動作の運動効率アップ」です。
この種目のやり方
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1足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
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2左右交互にステップ動作を繰り返す
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3壁から遠い側の足に溜めを作って体を捻ってMBを投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
③MBローテーショナルスロー|横|5回×2〜3セットずつ
メディシンボール(MB)は1〜3kg程度から始めるのがおすすめです。このトレーニングで期待できる効果は「回旋動作の運動効率アップ(回旋パワー向上)」です。
この種目のやり方
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1足は肩幅より少し広めに開いて立ち両手にMBをもつ
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2バッティングに似た動きで体を捻ってMBを投げる
・メディシンボール(MB)は力強く投げる
・腕の力だけでなく下半身+体幹も使う
この記事のまとめ
今回の記事では「中学野球選手におすすめ!スイングスピードを上げるために効果的なメディシンボールトレーニング」ご紹介しました。
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