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2025.03.03 / TRAINING

【ラグビー選手】タックルされても倒れない体を作る!体幹トレーニング5選

藤元 大詩

今回はラグビー選手に向けてタックルされても倒れない体を作る!体幹トレーニング5選というテーマでお伝えします。

今回の記事は

●試合で当たり負けしてしまう選手
●当たり負けしない体を作りたい選手
●コンタクトを強くする上で必要なことを知りたい選手

当てはまる人たちに是非読んでいただきたい内容です。

 

ラグビー選手に必要な「体幹」とは。当たり負けしない体を作るために必要な要素

「当たり負けしない体」をつくる時に、多くの人は「体重を増やす」「体を大きくする」ことを考えるケースが多いかと思います。

 

その通りで最も重要な要素といって良いくらい、体重の増加、除脂肪量を増加させることは「当たり負けしないため」にとても重要なことです。

それ以外にも、やるべきこと、必要とする要素はたくさんあります。

 

以下3つの要素にまとめています。

当たり負けしない体を作るために必要な要素

  • 1
    体重増加(とくに除脂肪量の増加が大切)
  • 2
    下半身と上半身と全身の筋力・最大筋力の向上
  • 3
    体幹部の剛性と反射スピード(反応速度)を高める

 

以上、3つが最も重要な能力要素だと考えています。

 

この中でも、今回記事のタイトルでも取り上げている内容に繋がる「③体幹部の剛性と反射スピードを高める」について詳しく解説している内容はこちらの記事を参考にして下さい。

ラグビーで当たり負けしない体を手に入れるために効果的なトレーニング方法

 

今回ご紹介するトレーニングでは、ラグビー選手に向けて競技の中で体幹を使えるようにするために必要なトレーニング種目を5つご紹介します。

※この5つだけやれば、良いわけではありません。他の体幹を強化するメニューや、体幹を使える体をつくる取り組みなど…やるべきことは挙げれば沢山ありますが、今回の内容も一つの材料、参考にしてもらえたらと思います。

 

【ラグビー選手向け】タックルされても倒れない体を作る!体幹トレーニング5選

①ベアショルダータッチ

四つ這い姿勢で実践する体幹トレーニングです。スクラムを組むときの姿勢に近いような状態で、体幹の機能を向上させることができます!

腹筋群の強化・活性化に加えて、四肢を動かす中での動的安定性を高めることもできるトレーニングなので、競技力向上に繋がります!

この種目のやり方

  • 1
    四つ這い姿勢になる
  • 2
    手で地面を押しながら両ヒザを床から浮かす
  • 3
    反対側の肩をタッチしたまま3〜5秒キープする
  • 4
    左右交互に肩タッチを繰り返す
POINT
・肩の下に手、股関節の下にヒザをおく
・お尻(骨盤)が動かないように
・腰が反らないように気をつける

②ベアクロール

1つ目と同じく、四つ這い姿勢で実践する体幹トレーニングです。熊のように歩くことから「ベアクロール」と呼ばれています。

1つ目の種目と同様の効果を期待できて、手足の協調性を高めることもできるトレーニングで競技の動き・能力に繋がる要素が詰まっている種目です。

この種目のやり方

  • 1
    四つ這い姿勢になる
  • 2
    手で地面を押しながら両ヒザを床から浮かす
  • 3
    ハイハイするように前に歩く
  • 4
    3〜5mくらい前進したら後ろに歩く
POINT
・四つ這いの形が崩れないように
・お尻(骨盤)が動かないように
・腰が反らないように気をつける

③ベアウォールプッシュ

3つ目のトレーニングもベアポジションで実践する種目です。実際にスクラムを組むときは、両手が地面についた状態ではなく、動画のように片側(もしくは両側)の腕が地面から離れている状態になります。

 

地面についている手と合わせて、壁をタッチしている手で押しながら(軽くでOK!)体幹に力が入る感覚を感じましょう!

この種目のやり方

  • 1
    壁の前で四つ這い姿勢になる
  • 2
    手で地面を押しながら両ヒザを床から浮かす
  • 3
    片側の手で壁をタッチして押す
  • 4
    元の状態に戻して左右交互に繰り返す
POINT
・四つ這いの形が崩れないように
・お尻(骨盤)が動かないように
・腰が反らないように気をつける

④プッシュプランクキープ

4つ目は、プランク(腕立て伏せの開始姿勢)の姿勢をつくって数秒間キープするトレーニングです。

一見、通常のプランクと同じように見えますが、プランクの形をつくって、元の状態に戻して、またプランクの形をつくるという流れで実践するので、通常のプランクとは少し違いがあります。

ラグビーに限らず、様々なスポーツ競技の中で必要な「反射的な安定性(スタビリティ)」を向上させる効果が期待できます。

この種目のやり方

  • 1
    うつ伏せで両手を床にセットする
  • 2
    両手で地面を押しながら体を持ち上げる
  • 3
    プランクの姿勢で3〜5秒間キープする
  • 4
    元の状態に戻して同じ動きを繰り返す
POINT
・体を持ち上げるとき腰が反らないように
・頭から足までが一直線のイメージで
・手の置く位置は腕立て伏せと同じように

⑤サイドロール+ニートゥエルボー

5つ目は、カラダ全身を使って実践する体幹トレーニングです。腹筋群だけでなく、腰や背中も同時に使いながら行う種目です。

ラグビーに必要な運動能力を向上させながら、体幹を強化(安定性向上)することができるトレーニングです。

この種目のやり方

  • 1
    うつ伏せで両手両足を地面から浮かす
  • 2
    横に転がって仰向けになる
  • 3
    お腹の上で肘で足をタッチする
  • 4
    元の状態に戻して同じ動きを繰り返す
POINT
・転がるとき手足は浮かしたまま
・タッチするとき手は耳の横くらいに
・左右両方ともに片側5〜10回を目安に

 

体幹を強化して競技パフォーマンスUP!

今回はラグビー選手に向けてタックルされても倒れない体を作る!体幹トレーニング5選というテーマでお伝えしました。

ラグビー選手にとってフィジカル面の能力要素の中でも「体幹」の機能は極めて重要な要素といえます。

体幹の強化からパフォーマンスUPを図りたい方は、是非参考にして実践してみてください。

 

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今回ご紹介したようなメニューもクラス内のトレーニングで実践しています!

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