トレーニングに関するFAQ
アスリートワークス
野球特別プログラム、第2回セミナーの質問への回答集です。
今回のタイトルは「誰でも出来る!!強い打球を飛ばすトレーニング術」でした。
今回講師を務めたのは、貴島トレーナーになります。
【野球特別プログラム第2回セミナー質問回答】
Q.具体的なトレーニングメニューやサイクル、バランスをどこで見ていくのかの詳細がわかればありがたいです。
A.具体的なトレーニングメニューとしては、まずはBIG3と呼ばれる、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトを行っていきたいです。
ウエイトを行う際には月ごとに1RM(一回で挙げれる挙上量)を測定しておくと便利です。ウエイトを行う前に正しいフォームで行えるように自重での腕立てやスクワットが綺麗に出来るのが最初のステップとなります。
Q.ウェイトトレーニングをやると身長が伸びなくなると聞いたりもしますがどうなのでしょうか?
A.身長が伸びなくなる程のウエイトというのはボディビルダーのようなトレーニングとなります。日頃チームでされているようなトレーニングやアスリートワークスで行うトレーニングは筋肉や骨にも刺激となり、成長ホルモンも適度に生み出してくれるものとなっています。
Q.よく筋肉痛になるのは筋肉がついてる証拠みたいな話を聞きますが、本当なのか?また、それは速筋と遅筋どちらにもいえることなのか?
A.筋肉痛は基本的に速筋を鍛えた際に大きく起こります。(もちろん、遅筋で発生します)筋肉痛になる、というのはトレーニングにより筋肉が損傷している証拠です。その筋肉を修復する過程で筋肉は成長しているので、筋肉痛=筋肉がついているという解釈で問題ございません。
Q.ピッチャーは遅筋を鍛える必要があることはわかりました。速筋のトレーニングと遅筋のトレーニングはどのように進めていけばいいですか?毎日交互に行えば良いか、パワーをつけることをメインにする為に持久力アップのトレーニングは週に1回でいいなどお勧めの方法があれば教えてください。
A.並行して行っていただくのが良いです。もちろん交互に行っていただいても問題ありません。ただし、試合前の一週間などはウエイトや持久力系のトレーニングよりも自体重を自分で瞬発的にコントロール出来るトレーニングなどに切り替え調整する必要があります。
Q.子供の成長がある程度止まってからマシントレーニングを行う方がいいということも聞きますが、徐々に負荷を上げていくなどルールを守れば大丈夫でしょうか。もう少し身長も伸びてくれたらと思います。
A.トレーニングは正しい負荷、正しい頻度で行えば成長ホルモンの分泌を促してくれる為、身長や体重にも大きく関わってきます。トレーニング、睡眠、栄養のバランスをしっかりと考え取り組むのがベストだと考えています。
以上になります。
今回はトレーニングの基本的な知識を学ぶ内容のセミナーでした。正解は一つではないと思いますが、アスリートワークスではジュニアアスリートにとって参考になる情報を今後もご提供していきたいと思います。
記:運営スタッフ千田
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[ 貴島 聖斗 ]
・リトルシニアチーム:へッドトレーナー
・中学野球部:トレーナー
・その他高校野球2校、社会人1チームにてトレーナー活動中
・アスリートワークスには今年度から加入
これまで、中高100チーム以上を見てきた知見を元に野球に特化したトレーニング&コンディショニング指導を実施。近畿を中心に怪我なく次のステージに上がる為の身体作り指導を実施中。