8月25日に中学3年生向け野球特別プログラムの
体験会を行いました。多くの方々に参加いただき
ありがとうございました。

詳しい内容はこちらからご覧ください。

【特別セミナー編】https://athleteworks.co.jp/blog/340/

【トレーニング体験編】https://athleteworks.co.jp/blog/377/

今回は、当日に特別講師としてお話いただいた
古宮克人氏とAthleteWorks代表の徳丸が
体験会後に対談を行いましたので、その内容を
お伝えします。

一歩目を踏み出す実践

【徳丸】
本日はセミナーで貴重なお話ありがとうございました。古宮さんにはこれまでも
アスリートワークスでお話していただくことがありましたが、高校入学後のお話が
ほとんどでした。今日は中学3年生にこれから高校入学までの時期についての
お話でしたが、事前に準備されていたことなどありましたらお聞かせいただきたいです。

【古宮】
まず、高校生でもそうですが多くの選手は、やらないですよね。その経験をしてきた中で、
どうやったらやってくれるか。今日集まった選手たちがどうやったら一歩目を踏み出す
ことができる伝えかたができるかを考えて今日に臨みました。
全員が初めて会う選手たちだったので、良いことだけを話すのではなく実際の
一歩目を踏み出す実践も交えて話しをしました。なので、「時間の浪費になると思う
スマホのアプリを消しなさい」という、選手たちにとっての一歩目の実践を取り入れました。

【徳丸】
話し終えての感想はいかがですか？選手たちの反応などはイメージしていた通りでしたか？

【古宮】
はい。だいたいイメージ通りでしたね。基本的には受け身で、メモを取る人も少ないことは
予想していました。その中でも必死にメモを取る選手もいましたし、積極的に質問をしてきた
選手もいました。何を言われなくてもそれらのことをする選手は、これから伸びていくだろう
と感じながら話をしていました。

選手にとっての苦痛を取り除く

【徳丸】
その点で質問ですが、これまで古宮さんは多くの選手を指導してこられていますが、
やらない選手に対して特に効果があると思った指導方法はありますか？

【古宮】
努力をして成果を出すというのが普通の順番だと思います。ですが、選手が続かないのは
何かに苦痛を感じているからだと思っていて、そこの苦痛をとって結果を出させてあげることが
一番効果的ですね。そうすると、その後の指導が全て選手に入っていき更に伸びて結果が出る
ようになります。

【徳丸】
選手にとっての苦痛を感じることを取り除くことが指導者としての役目と考えておられる
ということですね。

【古宮】
はい。本人が自然とできるようになったり上手くなったりしてくれることが、指導していて
嬉しいことの一つですね。本人はその時はビックリするのですが、その後になぜそうなったのかを
説明するようにしています。

【徳丸】
とても勉強になります。アスリートワークスでも、ジュニアアスリートたちが自然とスピードや
パワーが上がったことを体感してもらえる工夫が必要だと思いました。

【古宮】
やはり、選手にとって良くなった経験があることがその後の継続に繋がると思っていて、
中途半端のままだと継続はしませんし、結果も出ません。ですので、苦痛をなくしてあげる工夫と
一歩目に即効性のあるプログラムが重要だと思います。

数字の変化が自信につながる

【徳丸】
今後も古宮さんにはアスリートワークスに対してアドバイスをいただきながら
ジュニアアスリートへの指導を行っていきたいと考えているのですが、
今特にお伝えしたいことはありますか？

【古宮】
こういったトレーニングは数字が大切だと思います。選手にとって数字が明確に変わっていく
ことが成長を感じる一番のことだと思いますし、そこで自信をつけることによって実際の
プレーの場でパフォーマンスを発揮できるようになるのではないでしょうか。

 とにかく速攻と実践

【徳丸】
最後に、アスリートワークスに関わる子どもたちとご父兄の皆さんに向けてメッセージを
いただけたらありがたいです。

【古宮】
シンプルに。チャンスはそこらへんに転がっていて、あとは掴めるかどうか。
掴めるかどうかは自分の積極性だったり行動次第だと思います。
それをとにかく速攻で手にとる。
そしてやってみる。
という姿勢を大事に何事にも打ち込んでほしいです。とにかく速攻と実践です。

【徳丸】
ありがとうございます。古宮さんが話された内容を我々が一番に取り組んでいきたいと
思いましたし、それを関わる子どもたちに伝えながら指導をしていきたいと思います。
今後も定期的に意見交換させていただきながら、ジュニアアスリートにとってより良い
指導を行っていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今日はセミナーから長時間にわたって本当にありがとうございました。

以上が、古宮克人氏とAthleteWorks代表 徳丸の対談の内容でした。

アスリートワークスでは、今後も古宮さんと
意見交換をさせていただきながら、
ジュニアアスリートにとって成果につながる
トレーニングとメンタル面でのサポートの
強化を図っていきたいと考えています。

ぜひとも目標にむかって一緒に取り組んでいきましょう！

子どもたちの希望を広げ、後悔させないために。

◆◆体験会を随時受付中です◆◆

▼野球特別プログラムの体験会申込みはこちら
https://athleteworks.co.jp/baseball/

【公式ホームページ】https://athleteworks.co.jp/

 
（記：運営スタッフ 千田）

古宮 克人 KATSUHITO FURUMIYA

ベースボール型スクール運営
（現：BASEBALIFE WAKAYAMA / 元：智辯和歌山コーチ兼任部長)

PROFILE
・智辯学園和歌山高等学校野球部 2006年 甲子園ベスト4（2006年主将）
・立命館大学硬式野球部（2010年主将）

ホームページ：https://www.key-f-k.com/wp/

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