blog

ブログ

2023.07.31 / TRAINING

成長期特有の身体の硬さによって起こるスポーツ障害の予防対策

幣守 裕之

身体の硬さについて

今回は「身体の硬さ」や「柔軟性」についてです

 

よく保護者の方から「うちの子、身体が硬いんです」という話を伺います。

 

実は成長期に身体が硬くなることや

柔軟性が低下することは仕方ない部分もあります。

 

成長期に身体が硬くなる大きな要因は、

骨と筋肉の伸びる(成長する)スピードの違いにあります。

 

具体的に説明していきます。

 

まず、成長期に身長が伸びるメカニズムについてです。

 

身長が伸びる。

つまり骨格の成長には骨が大きくなる必要があります。

子どもの骨には「骨端線」と言われるところがあり、

そこから長軸方向に骨が形成されて伸びていきます。

 

(余談ですが、骨の原料は「カルシウム」、「コラーゲン(タンパク質)」です。

成長期にそれらを含む牛乳や魚をよく摂るといい!と言われる理由のひとつです。)

 

 

 

この骨の伸びが、身長の伸びに繋がります。

そして急激に身長が伸びるタイミング(PHV)という時期があります。

(平均的に女子では11歳、男子は13歳くらいです)

 

この時、骨は成長していっているのですが、付着している筋肉はまだ大きくなっていない段階です。

 

イメージとしては、

鉄筋コンクリートの家を建てるのに、鉄筋(骨)は準備できているのに、コンクリート(筋肉)が準備できていない形です。

 

つまり、骨が伸びてから、筋肉が成長していきます。

 

※ふくらはぎの筋肉と骨のイメージ

 

筋肉は骨についていますので、

筋肉はゴムが引っ張られたようになり、緊張します。

 

 

この時期に過度な運動、

つまりキャパシティを超える負荷がかかると、

オスグッド・シュラッター病やシーバー病のような

「スポーツ障害」に繋がります。

 

対策としては、

ストレッチで筋肉をほぐすこと、栄養を摂ること

そして「適度に休むこと」

が成長期には必要です。

この記事のまとめ

同じ運動のしすぎ、座りすぎも筋肉が硬くなる一つの要因ですが、

成長期(特に男子)はそもそも身体が硬くなりやすいです。

ストレッチで筋肉をほぐすこと、同じ動きを繰り返しすぎない、しっかり栄養を摂り、適度に休むことが成長期に必要です。

 

今回の記事では「成長期の身体の硬さについて」書いていきました。

次回は「身体の硬さとパフォーマンスの関係」について書いていきます。

 

 

【大阪・奈良】Jrアスリート個別指導トレーニング

アスリートワークスでは、専門スポーツに特化した特別コースや発展途上の子どもたちを対象に

基礎的な土台作りからJrアスリートとして活躍するための本格的なトレーニングまで

それぞれのレベルに合わせたトレーニングコースをご用意しております。

 

現在は、大阪では京橋本店・堺店・豊中店、奈良三郷店と関西に4店舗で子供たちの指導をしています。

野球・バスケ・サッカー・ラグビーなど、様々な競技で沢山の子供たちが通っている施設です。

 

ブログ記事で書いている内容をより詳しく知りたい!足が速くなりたい!

スポーツで活躍できる選手を目指したい!正しい身体の使い方を覚えたい!

柔軟性を高めてケガが少ない体を作りたい!など…

 

小中学生に特化したトレーニングに興味がある

実際に動きをみてもらってフォーム指導してもらいたい方は

 

ぜひ一度、見学・体験レッスンへお越しください!

見学・体験会のお申込みは随時受付中です。 見学は随時可能。お気軽に応募、またはお問い合わせください。

▼見学・体験会のお申込みはこちらから
https://athleteworks.co.jp/reserve/

▼お問合せはお電話にてお願いします
[京橋店・堺店・豊中店・奈良三郷店共通] 06-7506-9864
※営業時間:11:00~21:00(日曜・祝日は店休日)

 

まずは見学・体験に参加しよう!

LET’S TRY PROGRAM!!

アスリートワークスではトレーニングに通っている子供達と一緒に、実際のトレーニングを体験頂くことができます。
少人数でのグループトレーニングなので、はじめての選手にもしっかりと寄り添って指導をしています。

お申し込みはこちら