
子どもたちが怪我なく
次のステージへ進めるために
interview
MASATO KIJIMA
貴島 聖斗
大阪リゾート&スポーツ専門学校
アスレティックトレーナー学科卒業
2023年 中途入社
競技歴:野球


トレーナー、入社のきっかけはなんですか?
子どもたちに後悔をさせない
挫折から見つけた指導者としての道
私は野球競技で、中学3年の夏に剥離骨折を経験しました。ただひたすら投げ込む練習が続き、正しい身体の使い方を知らないまま、肘を酷使してしまったのです。怪我のこともあり、私は高校野球を諦めてしまいました。そしてどこかで「正しい技術を身につけていれば、高校でも野球を続けられたかもしれない」という後悔を感じていました。
私が経験した剥離骨折や、他にもオスグッドのような怪我は、成長期に運動をする子どもによく見られるスポーツ障害です。成長期特有の怪我は、正しく身体を使わず、肩や肘、膝などに負担が集中することで起きやすくなります。私は自分自身の経験から、未来ある子どもたちには同じ後悔をしてほしくないという思いを抱き、トレーナーの道を選びました。
専門学校を卒業後、自らトレーナー事業を立ち上げ、様々な場所で多くの方々に運動指導を行ってきました。
事業を始めて数年が経った頃、知人を通じてアスリートワークスの存在を知りました。小中学生、とくに中学生をターゲットとしたスポーツ施設は非常に珍しく、私の知る限りでもその数は限られていました。自分が怪我を経験し野球を断念した過去から、トレーナーとして指導をする上でも、とくに子どもたちが同じ経験・後悔をしないためのサポートに使命を感じていました。アスリートワークスの目指すところにとても共感しましたし、代表の徳丸との対話を重ねる中で、「後悔をさせない」というだけでなく、「子どもたちに無限の可能性を感じてもらい、スポーツにおける選択肢を広げていきたい」という思いが一層強くなりました。タイミングや、これらの想いが重なり、最終的にアスリートワークスへの入社を決意しました。


仕事内容・仕事のやりがいはなんですか?
トレーナーだからこそできること。
トレーニングを通じた人生の転換点を作る。
現在トレーナー統括として、社員や業務委託トレーナーの教育・マネジメントに従事しており、お子さんに会員になっていただくための新規体験会・セミナーの対応管理もメインで担当しています。アスリートワークスをまだ知らない方々にも、どのように認知していただき、興味を持っていただけるかを考え、施作を実行することも私の役割です。今年から新しいチーム体制で取り組んでいる体験会・セミナーでは、メンバーに「子どもたちの可能性を広げる」という目的を伝え続けています。子どもたちに後悔をせずに心から満足のいく競技生活を送ってほしい。そんな願いを込めて、1人でも多くの方に入会いただけるよう、体験会・セミナーを運営しています。
入会してくれた子どもたちのスポーツや目標に立ち向かう姿勢にも、日々刺激を受けています。印象に残っているのは野球をしているお子さんです。オスグッドの症状があり膝を自由に動かすことが難しかったのですが、カウンセリングを通して改善が見込めるトレーニングを提案をさせていただき、入会から半年後、膝も動くようになり、念願のホームランを打つことができたと報告してくれました。もしアスリートワークスに出会わなければ、膝を動かすことが難しいままだったかもしれません。人生が変わるきっかけを提供できたのだと感じたのを覚えています。もちろん、一生懸命トレーニングに励み、努力を重ねているのはお子さんご本人です。私達はトレーナーとして、適切な環境の提供と競技人生のサポートを行っているにすぎません。しかし、こういった実際のお子さんの変化を目にできるのは、この仕事の醍醐味だと思っています。
また、アスリートワークスではお子さんへの指導だけではなく、プロスポーツ選手のトレーニングや、チームに帯同しての指導も行っています。プロチームに関わりたい、実績あるアスリートをサポートしたいというような方も、やりがいを感じていただける機会があります。


挑戦&成長を実感したことはなんですか?
入社1年目で店長に就任。
共通の志が育む、やりがいある
職場環境を目指して。
入社1年目で豊中店の店長を任された際、高い目標が掲げられました。その時、代表の徳丸から「若いうちに圧倒的な結果を出さないと、貴島くんの目指す中枢に到達するには時間がかかってしまう。だからこの1年間は全力を尽くしてほしい」という言葉をいただきました。私はトレーナーとして子どもたちのミッション達成はもちろん、経営的な視点も学びたいと考えていたため、この言葉を励みに全力で取り組むことを決心しました。店舗販促、営業、集客など、あらゆる面でPDCAサイクルを効果的に運用し、無事目標達成を実現できました。これは単なる偶然ではなく、豊中店というチームで計画的に追求した結果であり、自分にとっても大きな挑戦の機会となりました。
私が働く上で最も大切にしているのは、メンバー全員との一体感です。「やってくれ」ではなく、「私がここまでやるから、皆もついてきてほしい」という率先垂範の姿勢で臨んでいます。
店長就任後、従来のやり方を抜本的に見直しました。社員と外部委託トレーナーの線引きをなくし、店舗清掃や日報提出、目標の進捗状況まで、細かな情報共有を徹底しました。これは一体感を育むことと、当たり前の基準を高めたいという思いからでした。情報共有が進むと、お子さんや保護者の方に対しても、全員が同じレベルでコミュニケーションが取れるようになりました。その結果、お子さんの離脱も減少し、確実に目標を達成できるチームへと成長していきました。また、メンバー同士の相互理解を深めるため、月1回以上は雑談レベルでもじっくり話せる時間を設けるようにしています。今困っていることや悩みを常に拾い上げられる環境づくりを心がけ、何でも相談できる雰囲気の醸成に努めています。
一体感のあるチームに成長できた要因には、メンバーの意識の高さもあると思っています。掲げられた目標の先に、「多くの子どもの人生を変えられる可能性がある」という共通認識があるからこそ、全員が主体的に行動してくれています。チーム全体でやりがいを感じられる環境で、さらなる目標達成に向けてこれからも日々邁進していきます。

今後の目標・ビジョン&求職者へのメッセージ
可能性を最大限に引き出す、
トレーニングを通じた社会貢献の実現。
私は体験会やセミナーの運営管理など、日々の業務を通じて、アスリートワークスの社会的な価値をもっと多くの方々に知っていただく必要性を強く感じています。
そのために、まずは現場でのサービスクオリティの向上に注力しつつ、将来的には新規店舗の開発や、会社の成長戦略にも積極的に関わっていきたいと考えています。子どもたちの後悔をなくし、その可能性を最大限広げられる場所を全国に増やしていくことが今後の私の目標です。第二の大谷翔平、三苫薫のようなアスリートを1人でも多く輩出できるよう、質の高い指導と機会の提供を続けていきます。
アスリートワークスの大きな特徴は、社員一人ひとりの「やりたい」という想いを大切にする社風です。私自身、様々なアイデアや提案を上司に相談した際、否定されることはなく、むしろ積極的に後押ししていただいた経験があります。自分の強みを活かしながら新しいことにチャレンジできる環境が整っているため、若いうちから幅広い経験を積むことができます。早期からの成長機会を求め、自身の可能性に挑戦したいと考えている方には、最適な環境だと確信しています。
ぜひ、アスリートワークスをより発展させていく一員となってください。私たちと一緒に、多くの子どもたちの未来にアプローチできることを心から楽しみにしています。
私の1日のスケジュール
Daily Schedule
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11:00
出社・清掃
出社後は、スタッフ全員でトレーニングエリアや、受付周辺の清掃、備品点検などの環境整備を行っています。
清々しい気持ちで1日をスタートできるよう、雰囲気作りを心掛けています。 -
12:00
事務作業・連絡確認
体験希望者からのメールや電話での問い合わせに対応。
必要な情報をスタッフ間で共有・確認したり、開催予定のイベント資料作成などの準備を進めます。 -
13:00
会議
体験会での気づきを共有し、成功事例や改善点について意見を出し合います。
入会率向上のための新しいアプローチ方法や、既存メニューの改善案なども検討します。 -
14:00
昼食
昼食は決まった時間はなく、その日のスケジュールによってタイミングが異なります。
後輩スタッフと、美味しいラーメンなど食べにいくこともよくあります。 -
16:00
プロアスリート指導
プロスポーツ選手への専門的な指導を実施。
パーソナルトレーニングや、出張して指導を行うこともあります。 -
18:00
体験対応
小学4年生から中学3年生のジュニアアスリートの体験対応を行います。
初めて来店される方がほとんどなので、付き添いの保護者の方へも丁寧な説明を心掛けています。 -
19:30
振り返り、指導
その日の体験会のフィードバックを整理。
後輩トレーナーの指導やロールプレイングを実施することもあります。 -
20:00
業務終了
翌日のスケジュール確認や準備を行い、業務を終了します。
